具体的な業務内容を教えてください。

主にWeb CM制作を中心としたロゴ、LP、バナーなどのデジタル領域全般のデザイン制作をしています。

最近は、デジタルとマスの統合提案をする機会も増えており、ポスター、チラシ、パンフレット、グッズなどの制作も増えてきています。
また、ブランディング案件も増えており、長く使用されるデザインに携わることもできています。

デザイナーの醍醐味はなんですか？

日常の中で、自分が携わった広告を見た時や制作した広告の反響が大きかった時です。
制作している時は苦しい時もありますが、その分、世の中に自分の制作物が出た時は達成感があります。
デジタル領域では配信結果がリアルタイムに数字で見えますし、SNSでは生活者のリアルな声も見ることができるため、誰かにきちんと届いているというのが実感できとてもやりがいを感じます。

仕事を通じての成長エピソードを教えてください。

デザイン以外のスキルも重要だと気づいたことです。
大学時代は、デザインスキルがあればいいと思っていました。
しかし、私たちは「チーム」で仕事をしています。案件メンバーとのコミュニケーションが上手くいかないと連携ミスや認識の齟齬が生じてしまい、結果的に案件全体に影響が出てしまう、ということを実感した経験があります。

この苦い経験から学びを得て、できるだけ報告・連絡・相談はこまめにすることや他者にわかりやすく伝えることを意識しています。
まだまだ伸びしろはあると思いますが、「チーム」でよいアウトプットを出せるように努力し続けていきたいです。

あなたの仕事はどのように社会に貢献できていると感じますか？

企業や商品、サービスの魅力を生活者に視覚的に伝えることで貢献できているのではないかと思っています。
人は視覚から多くの情報を得ていると聞くので、魅力が伝わるように、そして生活者が必要な場面で思い出せるビジュアルインパクトをデザインで作ることができていれば良いなと思っています。
そのためにも、今後はもっとデザインに閉じずにさまざまなことに目を向けていきたいなと思っています。

Hakuhodo DY ONEへの入社理由を教えてください。

元々はWeb制作会社も視野に入れていましたが、、就職活動を進めていく中で、さまざまなアウトプットの制作や今後、業界の主流になっていくであろうデジタル領域の知識を身に付けたい気持ちが大きくなりました。

その中で、Hakuhodo DY ONEを選んだのは、デジタルマーケティング会社の中でも細部までこだわってクリエイティブを制作していると感じたからです。
実際に入社し、クリエイティブをさらに良くするにはどうすれば良いかを真摯に向き合うことができる環境だと実感しています。

どんな学生時代を過ごしていましたか？

大学時代は、図書館で本を読んで過ごしていました。
特に、タイポグラフィに興味を持っていたので、歴史や基礎知識などを本から学び、自分でまとめたりしていました。
また、授業でプログラミングを少し学んでいたため、課題以外の時間にプログラミングで遊んでいました。どこかに発表するわけではないため、完全に自己満足ではあるのですが、やりたい表現を実現するために、自分なりに試行錯誤するのがとても楽しかったです。

休日は、どのように過ごされていますか？

ライブ、旅行といった体験で刺激を受けたり、身体を休めたりすることに重きを置いています。
日頃からクリエイティブをもっと良いものにするにはどうすればよいかを考え続けることも大切なことではありますが、一度距離を置く時間も必要だと個人的には思っています。
そうすることで、制作中のデザインを客観的に見ることができたり、新しい体験からアイデアを思いついたりすることもあるため、最近はこのように休日を過ごしています。

最後に今後挑戦したいことを教えてください。

生活者の印象に残るビジュアルを制作することです。
情報が溢れている現代で一人でも多くの人の記憶に残る、誰かのアクションを促すきっかけになる、そんなビジュアルが作れるデザイナー、アートディレクターになりたいと思っています。
そのためにも、自分の視野を広げられるような経験や情報に積極的に触れていきたいです。