佐野 麻由香
MAYUKA SANO

コーポレートプロデューサー
CORPORATE PRODUCER

WAKUWAKU : ワタシの好奇心

具体的な業務内容を教えてください。

法務部として主に、契約書の確認、押印業務、社内からの法務相談対応、新規サービス登録時の法的リスク確認・契約書面の作成などをおこなっています。特に、デジタル広告業界特有の法的課題に取り組みながら、業界の急速な変化に対応することが求められます。このような業務を通じて、法的リスクを最小限に抑え、ビジネスの成長をサポートしています。また、法的観点からのアドバイスを提供することで、企業の運営がスムーズに進むよう支援しています。

コーポレートプロデューサーの醍醐味は何ですか?

最新の法律知識とデジタルトレンドを学べるところです。特にデジタルマーケティング業界では、急速に変化する法規制やサービスに対応するため、常に最新の知識を身につけ、解決策を提案することが求められます。そんな中で、様々な部署と協力しながら、会社として1つのサービスをリリースする過程は非常にやりがいを感じます。また、新しいサービスが市場に登場する際には、法的観点からの確認やリスク評価が不可欠であり、そのプロセスに関与できることに深い意義を感じています。

仕事を通じての成長エピソードを教えてください。

法律とは全く無縁の学部を卒業したのですが、最初の配属先が法務部でした。当初は戸惑いましたが、自分がこの部署に配属された理由を見つけるために、がむしゃらに努力しました。3年目までは自分の成長を実感する機会はあまりありませんでしたが、後輩が配属され指導する立場になると、自分の知識や経験を伝える中で、これまでの学びが確実に身についていることに気づきました。

あなたの仕事はどのように社会に貢献できていると感じますか?

法務部員は、日々進化するテクノロジーと法律の橋渡し役として、重要な役割を担っていると考えます。ただ、部署の性質上、「社会に貢献する」というよりは「会社に貢献する」という意識が強いです。新規サービスの法的リスク評価や必要な契約書の作成を通じて、ビジネスの円滑な展開をサポートしたり、各種契約書の確認と法的リスク評価によって、会社の利益を守り、トラブルを未然に防いでいます。また、社内からの法務相談に対応することで、各部門の業務効率化に寄与しています。

Hakuhodo DY ONEへの入社理由を教えてください。

大学時代はマーケティングを専攻し、「広告コミュニケーション」という講義を受け、広告の奥深さ・面白さに気づきました。そのことから、就活の軸を「広告業界」に絞っていました。特に、面接を担当してくださった現場社員の方が、私の将来のなりたい像と重なり、非常に魅力的に感じました。最後は、人事の方の密なコミュニケーションやサポートにより、入社を決意しました。企業文化やチームの雰囲気にも共感し、ここで自分の成長ができると確信しました。

どんな学生時代を過ごしていましたか?

ダンスサークルに入っていて、イベント前は朝から晩まで練習に明け暮れていました。100人以上いる大所帯の中で副代表を務めたことにより、多様な個性と価値観を持つメンバーをまとめる難しさと重要性を学びました。価値観が違う人間同士の問題を解決するには、柔軟性と創造性が必要で、意見を尊重しながら最適な解決策を見出すスキルを身につけられたと思います。また、メンバーがやりがいを持って活動できる環境を作るために、細かな調整やサポートをおこなうことの重要性も実感しました。

休日は、どのように過ごされていますか?

韓国カルチャーが好きなので、3カ月に1度くらいの頻度で旅行しています!そのため、休日は情報収集に時間を費やしています。韓国の音楽や映画、ファッションなど、常に最新のトレンドを追いかけていることが楽しみの一つです。また、運動不足解消のため、ダンスレッスンを受講するようにしています。体を動かすことで気分転換にもなり、心身ともにリフレッシュできます。月に一度は実家の犬に癒してもらったり、家族との時間を大切にしています。忙しい日々の中で、こうした趣味が私のエネルギー源になっています。

最後に今後挑戦したいことを教えてください。

法務の専門性とビジネス感覚を兼ね備えた、より付加価値の高い人材を目指したいです。そのため、法知識を身に着けることはもちろん、具体的にはAIや機械学習を活用したクリエイティブやマーケティング手法の法的リスク評価について重点的に学んで行きたいと考えています。また、急速に進化するテクノロジーに対して法的な観点から適切な判断ができるよう、最新のトレンドや事例についても常に情報をアップデートし、業界における信頼性を高めていきたいと思っています。