挑戦し続ける若手エンジニア対談―高専で培った力を武器に―

2025.08.19

社員インタビュー

プロフィール

  • 永田 悠人

    (ながた ゆうと)

    2023年新卒入社。エンゲージメントソリューション本部 プロダクトマネジメント局 プロダクト開発部に所属。沖縄工業高等専門学校情報工学(メディア情報工学科)を卒業し、現在は主にLINE公式アカウント運用をサポートするソリューション「DialogOne®」の開発を担当している。

  • 鶴﨑 佑弥

    (つるさき ゆうや)

    2025年新卒入社。テクノロジーR&D本部 開発支援局 技術人材開発部に所属。北九州工業高等専門学校機械工学(知能ロボットシステムコース)を卒業し、現在は主にmcpサーバの集約と一元管理を行うサービスの開発を担当している。

自己紹介

永田 悠人(以下、永田):
沖縄工業高等専門学校で情報工学を学んでいました。 2023年に新卒でHakuhodo DY ONEに入社し、現在はエンゲージメントソリューション本部でLINE公式アカウント運用を支える「*DialogOne®」の開発に携わっています。 高専時代に身につけたスキルをベースに、新しい知識を吸収し、ユーザーが「使ってよかった」と思えるサービスを届けるため、日々挑戦を続けています。

鶴﨑 佑弥(以下、鶴﨑):
北九州工業高等専門学校で機械工学を専攻したのち、2025年に新卒としてHakuhodo DY ONEに入社しました。 現在は研修の真っ最中で、現場で必要な知識やスキルを一つひとつ吸収しているところです。mcpサーバを集約・一元管理するサービスの開発に携わりながら、高専で培った基礎を活かして自分らしい成長を積み重ねていきたいと思っています。

*DialogOne®:
Hakuhodo DY ONEが提供するプロダクトのひとつ。コミュニケーションプラットフォームであるLINEと連携した、マーケティングソリューション。
詳細はこちら:https://solutions.hakuhodody-one.co.jp/dialogone


※本記事は2025年時点のものです。現在の部署名や取り組み内容は一部異なります。


-高専での学びは今、どう活きている?

鶴﨑:
永田さん、高専時代の経験は仕事にどう活きていますか?

永田:
専門知識はもちろん役に立っているけど、それ以上に「問題や課題に対して解決方法を組み立てる」というカリキュラムが、今となっては活きている。
あとは、高専でよく言われてきた“自由と責任”という考え方も、仕事以前に社会人として必要なことですね。

鶴﨑:
“自由と責任”は学生時代にあまり意識していませんでしたが、社会に出てみるととても大事ですよね。

永田:
そうそう。鶴﨑くんは、高専時代の経験をこれからどう活かしていきたいとかある?

鶴﨑:
そうですね、物事の理解と実行に移すスピードや、チームで協力する経験は活かしていきたいです。今はわからないことも多いですが、高専時代と同様にどんどんインプットを重ねてアウトプットの幅を広げていきたいですね。
それに、グループワークでのコミュニケーションは社会人では一層大切だと感じるので、その土台が出来たのは良かったと思います!

永田:
いいね!その気持ちがあれば、どんな現場でも活躍できるよ。

-入社前の不安と、実際に働いてみて見えてきたことは?

永田:
入社後しばらく経ち、働いてみてギャップや驚いたことはあった?

鶴﨑:
想像以上に柔らかい雰囲気の社員の方が多いなと感じました。トレーナーの先輩社員も業務で分からないことを質問すると丁寧に答えてくださいますし、入社前は先輩とのコミュニケーションに不安がありましたが、今では「聞かないままのほうがもったいない!」と思うくらいです(笑)。

永田:
いいね!何でも質問できる環境は本当に大事だと思う。デジタルマーケティング業界で高専卒がやっていけるのか、僕も入社前は不安だった。Hakuhodo DY ONEはデジタルマーケティング業界の中でも特に高専生への理解が深いのが伝わってきて、求められていることも明確だったからあまり不安はなかったけど、入社が近づくにつれて「同期より2年早い分、大丈夫かな…」と不安になっていった。
でも、いざ入社したら同期も先輩も上司もみんな高専出身であることをリスペクトして接してくれたし、長い研修の中で必要なことは一から教えてもらえたので、結果的に無駄な不安だったなと(笑)。

鶴﨑:
永田さんにも不安があったのですね。でも実際は安心して挑戦できる環境が整っているのですね。

永田:
本当にそうだね。だからこそ、この環境を活かして不安がらずどんどんチャレンジして、自分の可能性を思い切り広げていってほしいな。

-やりがいを感じる瞬間は?

鶴﨑:
永田さんは現在の仕事で、「やっていてよかった!」と感じるのはどんなときですか?

永田:
僕はもともと「自分が作ったサービスを自分もユーザーとして楽しめる仕事がしたい!」という思いでデジタルマーケティング業界に飛び込んできたんだよね。だから配属もHakuhodo DY ONEにあるいくつものソリューションの中から「DialogOne®」を希望したし、その気持ちは今でも変わっていないし、自分が携わったサービスを1ユーザーとして体験できるときはやりがいを感じるし、一番ワクワクするね。

鶴﨑:
自分が携わったものをユーザー目線で楽しめるなんて最高ですね!僕も早くそういう瞬間を味わってみたいです。

永田:
きっとすぐに味わえると思うよ。鶴﨑くんは「入社してから成長したな!」と思えた瞬間はあった?

鶴﨑:
研修でアプリケーション開発の課題があり、最後に発表したときです。新しい言語を基礎から学びオリジナルの機能を実装したり、発表時の円滑な進め方を練ったりして、大変ではありましたが好評をいただけたときは「成長できたな!」と心から思いました!

永田:
それは良い経験!その達成感が絶対これからの原動力になると思う!

-Hakuhodo DY ONEの職場ってどんな雰囲気?

鶴﨑:
実際に数年働いてみて、職場の雰囲気や上下関係はどんな感じですか?

永田:
高専出身だからというのは良い意味でも悪い意味でも無いかな。たまに同期内で年下ポジションを取って楽しちゃう、みたいなライフハックはあるけど(笑)。
でもそれを踏まえても、同期や先輩、上司にはとても恵まれていると感じてる。自分を一人のエンジニアとして評価してくれて、自分に合ったタスクを任されていると実感できるし、3年目の今は、エンジニアとして一更に成長できるようさまざまなことを経験させてもらえている。
それに出社日には上司や先輩とランチを共にすることも多いから、仕事の話も仕事以外のこともフランクに質問できる環境は本当にありがたいよね。

鶴﨑:
そういう雰囲気は心強いですね!僕もはじめの頃こそ、自分と同年齢の人と巡り会えず同期にも敬語になりがちだったのですが、グループワークを通して自然と打ち解けることができたので、同期や先輩との関わり方で苦労することはなかったです。

永田:
へぇ、どんなグループワークだったの?

鶴﨑:
広告施策を考えるグループワークです。自分の案がクリエイティブに採用されたり、メンバー同士でお互いの案を良いと思ったら積極的に取り入れたりして、良いと思えるものを積極的に進めていく雰囲気でした。現在は別々の配属先ですが、近況報告し合うなど仲良くしています!

永田:
そういう関係性があると、仕事ももっと楽しくなるし成長にもつながるよね。

-これから挑戦したいこと、Hakuhodo DY ONEならではの良さは?

永田:
鶴﨑くんがこれから挑戦したいことや目標はある?

鶴﨑:
まずは自分の行動がチームに、そしてソリューションを活用する人に結果をもたらせることに挑戦していきたいです! Hakuhodo DY ONEのテクノロジー領域は社内外プロダクト以外にも幅広く展開しているので、やりたいことが多くて絞ることに苦労しますが、最終的にはアドテクノロジーという技術に対してインプットとアウトプットを繰り返し続けていけるエンジニアを目指したいです!

永田:
いいね!やりたいことが多いのは、それだけ可能性が広がっている証拠だよ。Hakuhodo DY ONEには挑戦できるフィールドがたくさんあるから、きっと成長できると思う。

鶴﨑:
ありがとうございます!挑戦できるフィールド以外にも、永田さんが感じるHakuhodo DY ONEならではの魅力は何ですか?

永田:
新人育成環境が充実していること!長期にわたる研修で多くのことを学ぶことができるのは魅力。研修の中で自分がやりたいことを伝えられるのも良いよね。「自分が作ったサービスを自分もユーザーとして楽しめる仕事がしたい!」と熱意を伝えて、現在の部署に配属されているので。
あと、Hakuhodo DY ONEにはソリューションが多く、選択肢が多いのは魅力の一つだと思うよ。

鶴﨑:
研修の中でやりたいことを伝えることができる環境でチャレンジできることはとても心強いですね!

永田:
そうだよね。Hakuhodo DY ONEは挑戦を応援してくれる文化が根付いているのでどんどんチャレンジできる環境だと思うよ。

-最後に、就活生へのメッセージ

永田:
就活生の皆さんには、ぜひ自分がやりたいことに真剣に向き合ってほしいです。企業との相性は本当に大切ですし、自分が何をやりたいのか、何を生み出したいのかをじっくり考える時間を持ってみてください。それから、「専門外の分野には進めないのでは?」と諦める必要は全くありません。
僕は高専卒はデジタルマーケティング業界に進めないだろうと半ば諦めていましたが、そのようなことはなかったです。高専で培った考え方や経験は、専門外の分野でも必ず自分を支えてくれます。
最後に、学生期間は本当に大切な時間なので、全力で楽しんでください!社会人になることに不安を感じるのは当然ですが、社会も会社も皆さんを受け入れる準備ができています。安心して最後の学生生活を思いきり謳歌してください!

鶴﨑:
未体験のことでも思い切って挑戦していくのが大事だと思います。はじめは分からないことばかりで不安になるかもしれませんが、一歩踏み出せば、自分に力を貸してくれる同期や先輩、会社の環境がちゃんとあります。
それに、入社前は「スキルや資格がないとダメかな?」と思っていましたが、誰もが同じスタートラインから始まるので、その点で不利になることはないです。むしろ最初はスキル以外の学びが大切なので、そこで頑張ることができれば大丈夫です。
そして何より、学生期間は本当に貴重な時間です。自由にさまざまな経験を積める時期なので、遊びでも趣味でも何でも自分の糧にしてください。自分が唯一と思えるほどの経験を持てるように、学生生活を思いきり楽しんでほしいです!